この前、消費税が10%になっても理論(制度)上は、会社の経営を圧迫しない
と書きましたが、厳密には、例外的なものもありますので
ほとんどの会社には影響しないと訂正します。
では、例外的なものとは何かといいますと
それは、『居住用マンションの収益物件』を購入したときです。
(事務所用は除きます。)
例えば、マンションの購入金額が1億円(建物部分のみ)の場合
消費税は、5%だと500万です。
で、実はこの500万は、売上にかかる消費税から差し引くことは出来ず
つまり、購入した会社が負担して完結します。
10%になったら、1,000万もの消費税を負担することになります。
消費税を実質的に負担者するのは、最終ユーザーとなっているので
ほとんどの場合は、一般の消費者が割りを食うのですが
『居住用マンションの収益物件』を購入する場合は、別です。
10%になったら、購入した会社の負担が増えてしまいます。
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