金券ショップで切手を100枚以上買うと
80円切手なら、1枚あたり70円程度で買うことが出来ますので
とてもお得です。
これは、会社が大量に切手を売りさばいて換金している証拠ですが
税法でこんな取り扱いが認められています。
切手などは、本来、使用した時点で費用に計上するが
継続的に買った時点で費用処理をしているのなら
これを認める、というような取り扱いです。
ここから
会社は、切手を大量に買った時点で費用に落とし
金券ショップで換金したことは、簿外(裏金)としている
という流れは、すぐ連想できます。
しかし、これは、税務署にはばれないのでしょうか?
年間で1万2万なら見つからないかもしれませんが
もっと大量にあったとしたら。
もし私が税務調査官なら
封筒の年間の領収書をピックアップします。
これで大体の年間の封筒の消費量がわかるので
切手と封筒の使用ペースが著しく違うと
非常に怪しい、ということになります。
この確認は、帳簿を見れば短時間にできますので
絶対にばれないと高をくくっていると
あっさり指摘されてしまいます。
これまで、勤務税理士時代を含めて
こんな指摘をされた(バレたという意味ではなく)顧問先はない
ということは、一応、付け加えておきたいと思います。
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