公認会計士のリストラ

今日の日経新聞に
大手監査法人が公認会計士等を400人リストラする
という記事がありました。
おそらくある程度の人数は
税理士登録をして、税務の仕事をされることが予想されます。

よく知り合いから
税理士と会計士って、どう違うの?
などと質問されることがあります。
簡単に言うとこんな感じです。
税理士=税務申告、会計士=会計監査
会計監査とは、企業が正しく会計処理しているかを判定する仕事です。
さらに、野球で例えると
社長=監督、税理士=チームのコーチ、会計士=審判
つまり、会計士は、誰の味方でもありません。

で、今回のリストラをきっかけに
会計士が明日から税理士業みたいなことになります。

これは、感覚的には
自分が突然、虫垂炎の手術をすることになったとして
執刀するお医者さんが、
「昨日まで耳鼻咽喉科でしたが、今日から私は、外科医です。」
なんて言われるようなものです。
私は、耳鼻咽喉科だったから、盲腸がどこにあるかなんか知らない
とか、どっかの政治家みたいなことを言うことはないでしょうが。
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動機善なりや、私心なかりしか

稲盛和夫さんは、KDDIの前身の第二電電を立ち上げる際
こう何度も自問自答されたそうです。
その意味は、本当に世の為、人の為なのか
自分の名誉や欲の為に会社を作るのではないのか、ということです。
当時の電話料金は、高額でしたので、電電公社の対抗軸を作ることで
電話料金を安くしようと考えられたのだそうです。
本当に凄い方だと思います。
さて、自分で起業された方で、稲盛さんの著書を読まれた方は
必ずこれをご自身にも当てはめられるようです。
例にもれず私もですが
例え、動機が善であっても、私心がないというのは、本当にあり得るのだろうか・・・
と思わずにいられません、残念ながら。
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租税回避と脱税の違い

新聞などで「租税回避」とか「脱税」という言葉を目にします。
あと「節税」という言葉もあります。
これらは、どうちがうのか?

目の前に2mの塀が広がっているとします。
塀には、いくつもの出口があって
外に出るためには、通行料を支払わなければなりません。
これが税金です。

「節税」は、一番安い出口を探すこと。
「脱税」は、塀を乗り越えて外に出ること。
「租税回避」は?

租税回避は、塀がないところまでひたすら歩いて行って
そこから外に出ること。
これは、微妙な問題です。
税理士の中には、この方法を見つけることに命を懸けている、
というような方もいらっしゃるようです。
しかし、ときにはとんでもないお咎めがあることもありますので
とても危険な方法です。
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福知山マラソン

福知山マラソンの申込書が送られてきました。
今年で3年目。
3度目の正直か、2度あることは3度あるか。

今年こそは、絶対完走しようと思う今日この頃です。
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宝塚記念

競馬の宝塚記念が昨日ありました。
個人的にはルーラーシップが勝つと思って見ていましたが、結果は5着でした。
競馬は、本当に難しい・・・ 
ということで、WIN5という馬券の配当が、2億円でした。
この2億円には、税金が掛かるか?
答えは、
宝くじは、非課税ですが、競馬には、課税されます。

例えば、こんな場合は、どうなるか。
今年の1月1日の1レースで万馬券が当たって
次の2レース目から年末の最終レースまで、ずっと負け続けた場合。
確定申告では、
1レースの勝ち分だけ申告して、それ以降の負けは、無視されます。
あくまでも、レースごとに計算、ということになっています。
まあ、2億円あたったら話は別ですが、
普通、馬券の申告なんかする人は、いないでしょうね。
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会議でテキーラ?

会社の経理担当の方の中には、お酒を飲んだら交際費
と考えている方も結構いらっしゃいます。
では、そもそも交際費って何なのか?
条文には、接待目的で支出するのが交際費、と書かれています。
つまり、何をしたらとは書かれていませんので
ビールを飲もうとテキーラを飲もうと目的が会議なら会議費でいいわけです。
ただ、書かれていないときは、「常識の範囲内」が鉄則ですので
当然、やり過ぎたら、税務署からは否認されますので注意して下さい。
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寄附金

震災被害への義援金の取扱いは、通常の寄附金よりも
優遇されているのは、当然のことだと思います。
しかし、寄附金の中には、ほとんど脚光が浴びることのない
むしろ、隠しているのかと思いたくなる制度があります。

 「政党等寄附金特別控除」です。

これは、個人が政党に寄附金をした場合に
寄附した金額の約30%を所得税から控除できる制度です。
(慈善団体に寄附をしても、全く優遇措置がない場合があるにもかかわらず)

おそらくほとんどの人は、こんな制度を知りません。
増税するなら、まずこの制度を廃止するべきでしょう。
税収など、たかがしれているとしても。
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子ども手当と扶養控除

子ども手当が創設され、扶養控除が制限されました。
そして、子ども手当の廃止が議論される一方で
扶養控除は、元に戻ることはなさそうです。

新聞などで、子ども手当が減額または廃止された場合の試算として
よく子供が1人または2人の家庭が想定されています。
しかし、現実には、子供が3人という家庭は意外なほど多いです。
もし、扶養控除が制限されたまま、配偶者控除が廃止され
さらに子ども手当が廃止されたら(児童手当に戻ったら)
子ども手当が創設される前と比べると
子供3人家庭の負担増加は、年間で20万~30万になる場合も考えられます。
(別に高所得者でなくても)
政治は、子育てを支援すると言いながら、
全く反対のことをしています。
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たこ焼き屋さんで言うと

ある同業者のホームページを見たときに笑ってしまいました。
別に面白かったのではなくて、呆れてしまってです。
そのトップページは、若い職員が仲良く並んで情熱を訴えかけていますが、
内容を見たら、この方々が考えていることがバレてしまいました。
そこには、こんな感じで書かれていました。

貸借対照表、損益計算書、・・・納付書、これら全て作成します。

これがどういうことかをわかりやすく例えるなら

たこ焼き屋さんが

生地、たこ、ソース、青のり、爪楊枝、箱、ビニール袋、これら全てセットです。

とやるようなものです。
お客さんが何も知らないと思っているのでしょう。
自分が詳しくない買い物をするときは、気を付けようと思います。
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事務所を開設いたしました

本日、事務所を開設することが出来ました。
開設にあたって、いろいろな方にお世話になりました。
本当に有難いです。
ようやく事務機器やインターネットなども準備が出来て
これでお客様にご迷惑のかからないような態勢が整いました。
明日からエンジン全開で仕事したいと思います。
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